野生の柚子には棘(とげ)がある

ゆずは生産量と共に消費量も日本が世界一であり、日本人にとっては昔から爽やかな香りや味覚を楽しみ、大変親しまれてきている植物。

その中に実生という栽培法で育つ、僅か国内には5000本ほどしか生息しない野生種の柚子があります。

「柚子に野生種があるの?」と初めて聞く方も多いかと思いますが、一般に目にする柚子は「接ぎ木」という別の木に体を借りる栽培法で2〜3年後に実をつけたものになりますが「実生柚子」は、種から芽吹き実を宿すまでに、およそ18年もの歳月を必要とする生育過程が全くの別物の野生の柚子になります。

実生柚子が実を結ぶまでの長い時間は、ただひたすら地層の奥深くまで根を張り、土からの水分と養分を吸い上げることだけに集中します。また自らの力だけで生きるため、わざわざ肥沃な土地の山の過酷な急斜面を選び、そこに根をはり高さ10メートルほどまで林立します。

実生ゆずは自らに高い防衛本能があるため、農薬も必要とせず、その生育過程には人の手を必要としません。そしてまだ実が青い時期の頃、生命力の強い果実だけを残すために、自らの力で実を間引き、さらに「凶作、豊作、大豊作」と3年周期で果実の実りの量を調整するなど、植物としての命を消耗させない深い叡智を持ち合わせた賢い植物です。その努力の結果、一般の柚子が寿命20年程度なのに対し、野生柚子はなんと300年以上も長生きするなど、驚くほどの生命力を宿しています。

野生の柚子には棘がある。
写真は完熟した野生の柚子の様子です。柚子のたくましさというのは、その見た目からも容易に判断できますが、バラの棘より長く太い棘をもっているのが野生の特徴です。また収穫が困難なほどに密集した太く長い棘は、野鳥などの外敵から実を守るためには最大の武器になりますが、時には風などの影響で自らの実を傷つけてしまう事もあります。そんな時でも果皮に備わる防腐、修復作用が自らの傷を癒してしまう程、驚異的な自己治癒力を宿しています。
昔の方の観察眼には驚かされますが、昔はゆずを防腐剤がわりに使っていたともいわれています。

大地としっかりアーシングされている植物「実生柚子」。
動物と違い、身の回りに災いが起こっても決して逃げる事ができない植物。
その中でもとてつもない厳しい環境を選択し、産み出される野生の生命力を持つ実生柚子は、群を抜いています。最近パワー不足を感じている方や「野生の感を取り戻したい」という方は、実生柚子の恩恵をあやかってみるというのもオススメではないかと思います。

写真は、実生柚子を原料につかっている日本のコスメブランド「ピュトン」。水を使用せず、パワフルな野生の柚子水を豊富に使ったこだわりのアイテムは必見です。これからの季節に特にオススメなのが、写真一番右のレスキューローション。テクノストレスで血が上り疲れきった頭への、頭皮マッサージにもお役立ちな、天然ワイルドな”セルフケアグッツ”です。一度お試しを。

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