腸活の前に胃活が大事。

最近話題の腸活。腸は第二の脳とも言われ、人の免疫機能を司る大切な器官なのですが、その前にしってほしい大事なことが。
皆さんは自分が食べたものの消化について普段意識をしたことがありますか?何を食べるかはよくよく考えると思うのですが、食べた後のことを考えるという時間は案外少ない傾向に。

人体に栄養が届くまでのプロセスは「消化・分解・吸収」という流れを経て、しかもその最初の「消化」という部分で、きちんとその役割が果たせていないと、いくら腸が栄養を吸収する大事な器官といえど、必要な栄養素が届かないという悲しい現実が待ち受けています。

消化管とは口からはじまり、肛門までの一つの管ですが、その消化管は体の内側にありながら、実は外にあるのと同じ構造になっています。つまりそれはどういうことかというと、消化管の内側は、粘膜のひだでできて折、ある一定のサイズにならないとこの粘膜を通過できなくなっています。このある一定のサイズというのが、胃や小腸で行う「消化・分解」というプロセスにあたるものです。このプロセスをきちんとたどらないと、この管を通過できる理想的なサイズにはならないのです。

しかしながら、日本人の約7割は胃酸がうまくでていないという状況にあり、消化活動が上手にできていません。もしきちんと消化されていないといったプロセスをそのまま歩んだらどうなるのか?想像していただくのに近しいのは、ゴミ箱の中、しかも生ゴミのゴミ箱です。腐敗・異臭など想像するのも嫌ですね。あくまでもこんな状況がおこっているというイメージの例題です。

それでは上手に消化をするためにはどうすればいいのか?
まずは、食事とは実は食べる前の準備の段階から始まっているということを知ること。実は胃酸というのは五感を通じたイマジネーションから創出できるものでもあり「音をきく・匂いをかぐ・イメージを描く」だけでも胃酸が活発に活動をはじめます。

そして、案外多くの方が何も知らずにやってしまっていること、普段私たちの何気なしの行動の中で、消化のプロセスを邪魔していることがあります。それは何かというと、大概の方は、食事中にお水を飲んだり、コーヒーを飲んだりしていると思うのですが、実はそこも問題が。
「それがどうして?」とおもったかと思いますが、実は胃酸を出している段階では、胃の中は常に酸性の状態になっています。

そんな中、食事の途中で、コーヒーやお水を飲んだ場合には、本来酸性で一生懸命働いている胃に対し、まるでその仕事を邪魔をするかの様に胃の中をアルカリによせる状況がおこっています。またお水でもPHは7もあるので、せっかく胃の中で消化活動をおこなっている胃酸に対しお水を飲むことで邪魔をするようなことがおこっています。

食事中にどうしても飲み物が必要という方は、レモン水を飲むのがおすすめ。なぜならばレモンは胃酸を出す働きの応援行為になるからです。中にはレモンが苦手という方もいるかと思うので、その場合は、食べ物で消化酵素をサポートする食品を積極的にとったり(香草などもその類)、酢の物、例えばもずくや、大根おろし等と一緒に食事をとったりなどのサポートも効果的です。

コーヒーは消化が終わった頃に飲むのは問題ないので、時間を意識てのむという事を知ることが大切になります。

はれて胃酸の消化が終了したら、次は小腸へ運ばれ次の分解のフェイズに入っていきます。ここまできてようやく腸活の話しに入れます。

腸がよりよい栄養を吸収するには、今の自分の胃の状態はどうであるか、胃酸がちゃんとでているか等を定期的にチェックする必要があります。

ご自身の胃酸がしっかりでているかのチェックは重曹を使用することで簡単に行えるので是非トライされてみてください。

やり方は以下です。
食事5分ほどまでに50CCほどのお水にティースプン1杯分の重曹を溶かしてそれを一気に飲み干します。その後、どのくらいの時間で「げっぷ」がでてくるかをはかり、その時間がどのくらいで胃酸がでているかを調べます。

その時間が、
  3分以内なら、胃酸分泌は理想的な状況にあり、
  5〜10分以内なら、まずまずの胃酸分泌
  20分以上の方は胃酸分泌が間に合っていないという状況にがあります。

私もはじめは、40分以上経っても胃酸がでてきませんでしたが、食事のたびにゆっくりと噛むことをおこなったことで、その数値を一気に上げることができました。

これ以外にも消化器官はストレスや自律神経の影響も多く受ける部位なので、日常生活でのリラックス方法や、呼吸法などについても知っておくとその助けにもなります。

またその他のアクションで消化を助ける役目が「咀嚼」です。
消化の働きを応援するためにも、お口の中で細かく砕き、常に消化し易い環境を作ってあげる必要があります。

消化器官は他と比べて短期間で改善がみられるためケアのしがいがあります。そして人のエネルギーは、消化でかなり消費しているとも聞くので、消化にエネルギーが過分に使われなくなれば、より元気も湧いてくるというわけです。

だからこそ「腸活の前に胃活」
しっかりと胃の消化活動できれば、腸にもさらによい栄養が届くので、元気で美しい体を保てることになります。

詳しく胃酸や消化の勉強をしたいという方は、国内では、ダイジェスチョンマイスターという資格講座があるのでこちらの受講もオススメです。

このお話は奥が深いので、また次の機会にもお伝えさせていただきます。

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